戦争論3

2003年8月19日 著

小林よしのり著、「新ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論〈3〉」を読了…考えさせられる事柄が多かったです。
別に右翼でも左翼でも（小林よしのりマンセーでも）無いと自分では思っているけれど、きっと今までの僕は小林氏が描くところの「親米ポチ保守」な「卑怯者」だったんだろうな、と感じました。安全や生存よりも独立に上位の価値を置く、などという考え方をしたことも無かったし。
本の中で描かれている内容が真実かどうか、小林氏の歴史認識が正しいかどうかなんて僕にはわかりません。しかしとにかく、「戦争とは何か」を考え続けることは、今の世界情勢を自分なりに把握するために極めて重要だと思っています。そしてこの戦争論は、新聞やテレビ、ネットを通じて容易に入手できるリソースからだけでは得ることの難しい観点を僕に与えてくれる、という意味においてとても有難い漫画だと思いました。