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覚え書き、それはいわゆる日記的なもの。月別アーカイブもあります。

Raindrop.io Bookmarks 04/19/2024

再興第108回院展

滅多に絵を見に出かけるなんてしないんだけど......来て良かった。たまにはいいもんだね。

絵を見に出かけるなんて、自分にとっては稀なのですけど、そごう美術館で開催中の再興第108回院展の終了が間近に迫ったので、行ってきました。目当てはもちろん、私の大好きな黒部の風景を描いた田渕俊夫先生の作品『黒部心象 鉄塔』。この絵については、阿曽原温泉小屋の泉さんが取材に協力されており、Blogでもちょいちょい田渕先生との関わりに触れられています:

  1. 素人ですが「本物」に触れるって大切かも?(2024-02-25)
  2. 参考情報?(2023-12-01)
  3. 再興第108回院展!(2023-09-03)
  4. 黒部を守るということは(2023-07-05)
  5. 取り合えず宇奈月ルートは!(2023-07-04)
  6. 絵本繋がり???(ヒョンナところで)(2023-06-19)
  7. ボーッと生きてるんじゃ!??(2023-05-19)
  8. セレネ美術館(2019-12-24)

物理的に予想よりずっと大きな絵で、実に迫力がありました!!ど素人ゆえ、感想を記すのも憚られますが......色数が抑えられているせいか?幽然とした印象を受けます。いっぽう送電線が、ものすごくピンと直線的に描かれている点が気になりました。記憶のなかではもっと弛んでいたはずだったので、人工物らしさを強調されたのかも?などと理由を推察してみたり。

ほかの作品も、大きな絵が多くて、予想外に楽しかったです。描いているひとの想いを少しでも汲もうと勝手に想像を膨らませると、脳が活性化される感じ。会場の出口のところでは作者の方々へのインタビュー動画を流していて、それも全編(50分ほど)見てしまいました。トータルで2時間ばかし会場にいたかしら。売店で『黒部心象 鉄塔』の絵葉書があったので、買って帰りました。

Raindrop.io Bookmarks 04/18/2024

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章

公開から少し日をあけてしまったけれど、20:30上映開始の回@バルト9で、映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章』を観ました。原作を全巻、Kindle版で買い揃えた程度には、好きな作品なので......もとはといえば、梅の湯がホームサウナの時期だった当時、置かれていたのを通いながら読んでいるうちハマってしまったのです。

原作には原作の良さがあるよねーと思ってしまったのは、侵略者の言語の表現。紙面だと、平仮名を反転させたような不思議と味のある文字で表現されるのだけど、映像というか音声になった途端、その面白みが消えてなくなってしまっている......それに限らず割とこう、文字面とか台詞回しでウケを取ってたところの映像化って、難しいものだなぁと思いました。

そもそも情報量の多い原作だけに、前後編ですべてが描き切れるとは思っておらず、むしろ興味の中心はどこでどんな風にぶった切るのかって辺りでした。前章は、女子高生同士の友情に重きを置いて映像化された印象があり、やっぱりキホが死んじゃったあたりは辛かったなー。

ありがたいのは、後章がほどなく5月に公開予定であること。某閃光のハサウェイみたく、続きがいつ観れるのやら皆目わからないのより、ずっと救いがあります。

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